top of page

France Day13

Day13

この日はまずBULLES Bio en champagneというビオシャンパンの専門の試飲会です。

試飲会自体は10時からとなるのですが、会場に到着した11時過ぎにはすでに提供するワインがなくなっているドメーヌが4つもありました。人気の場所すぐになくなってしまうようです。ビオでないシャンパンをつくってきたドメーヌも新しくビオシャンパンに挑戦しており、そういったドメーヌはワンクレールしか試飲会でも提供していないことが印象深かったです。ワンクレールは酸っぱく感じるものが多く、個人的には苦手でした。しかし、ワンクレールと同じセパージュのシャンパンを飲む機会も多く、ワンクレールの状態から瓶内二次発酵を経てこんなにかわるのか!とよい勉強になりました。そしてそして!驚いたことにピノブランを使用したシャンパンがありました!今までの知識だと、シャンパンにはピノノワール、シャルドネ、ピノムニエしか使えないものだと思っていたので衝撃的でした。トトロのTシャツを着ているお兄さんがいたのでそこのブースに行ってみると、日本に出荷しているインポーターがたまたま会場に来ており、繋がることができました。何からコネクションができるかわからないものですね。ワイン自体もワンクレールにしてはしっかりとしたシャルドネ感を出していたり、アルペジオという名前を冠したワインは自然相手に人間は繰り返しの作業ではいけない、ジャズのような即興のグルーヴを見つけていくんだ、という話が面白かったです。

次にles Mains Du Terroirという試飲会に向かいます。 会場に入っての第一印象として、会場全体に広がる甘酒のような酵母の香りが特徴的でした。タバコやラムネのようなワンクレール、バニラや緑茶、デンプン糊、白カビチーズの香りをもつシャンパンなど、面白いシャンパンも沢山ありましたが、ここでも1番驚いたにはピノノワール、シャルドネ、ピノムニエ以外のブドウが使われていることです。1番多く使っているドメーヌでは15%Pinot Blanc, 15% Fromenteau, 15%Arbane, 15%Petit Meslier, 15%Meunier, 13%Pinot Noir, 12%Chardonney,と実に7種のブドウ品種を使っていました!シャンパンの製法の規定も現代では緩くなっているのでしょうか。生産者に聞いた限りでは特に特別なことをやっているだとか、最近になってやり始めたという感じではなかったのでまだ調べる余地があります。3つの品種に限定する、というのを緩和するにはどうなんでしょうかシャンパンに可能性は広がるかもしれませんが、浅くなる懸念もあります。


夜はワンクレールとシャンパンを飲み過ぎて口の中が疲れるという贅沢な状況になったので一度ジャンキーなものを挟みたいという意見が重なり、マクドナルドでご当地マックを食べました。 ポテトやドリンクは日本とさほどサイズは変わりませんでしたが、バーガーのサイズがデカい!グリルドチーズベーコンなんてメニューは日本にないので頑張って食べましたが、なんとセットドリンクの選択肢にあったハイネケンビールは飲みきれませんでした。我々ビールを残すなんて由々しき事態です。笑 その後は、この日の試飲会であった人にたまたま教えてもらったワインバーのシャンパンイベントに参加。なんとマックでここに参加する予定のMihoの友人に会ったので一緒に参加しました。この日に知ったことですが、なんとこの友人、イギリスの王室にコネクションをもつインポーターだそうで、見たこともないシャンパンが並ぶリストから美味しいものを選んでくれて、一緒に楽しむことができました。 一日中飲み飽きるほどにシャンパンを飲んでいることに非現実感を覚えながらも、おいしいシャンパンはやはり美味しい。でもその中でも、個人的にはオールドビンテージのシャンパンよりは比較的若く、泡もしっかり残っているシャンパンが好きなようだと気づきがありました。




閲覧数:12回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page