France Day12
今日は試飲会1日目。 まず、SECRAIE des Vignerons du Sézannaisの試飲会場へ。シャンパーニュの南の地域のSézannaisを中心とした10件のメゾンの集まりです。コート・ド・ブラン以南のものに興味があったのですが、話を聞いてみると以外とエペルネの方と土壌も似ておりさほど違いはないみたいでした。
今回の試飲会の醍醐味は、ヴァンクレールが飲めるということです。それぞれ、シャンパンとヴァンクレールを置いてあり、ヴァンクレールの出来を確認してシャンパンを飲むと、素材の良さをより感じることができます。

Sézannaisは主にChardonnayを生産しているところが多く、印象としてはキリッとドライで、フィニッシュはふわっとフルーツのニュアンスを感じることが多かったです。 ひとつ気に入ったところは、Dominique JARRYというドメーヌです。英語ができないと言われたのですが、奥様が熱意を持って話していたのはフランス語でもなんとなく伝わりました!(もちろんミシェルの通訳のおかげもありますが) 「先週瓶詰めしたばかりなの!」と言っていたヴァンクレールはとても酸っぱかったのですが、シャンパンとしてできあがっているものは、ドサージュが2gにもかかわらず、とても優しいChardonnayの甘みを感じました。

SECRAIEを後にし次に向かったのは、エペルネの先にあるPierryという街で開催しているORIGINES CHAMPAGNEです。 ここの良い点が、まず会場に入るとヴァンクレールのみが置いてあり、ここでシャンパンのイメージを膨らませて次に移動することです!ここで疑問に思ったことがあれば、メモに残してドメーヌの元へ向かいます!ヴァンクレールのみを飲み続けるのは、酸が強くて途中でやめたくなるのですが笑、ヴァンクレール同士を比較するのもとても面白かったです。 ここには、去年飲んでお気に入りになったSOUTIRANがあります。Ambonnay村のグランクリュを持つところです。ストーリーとして面白かったのは、Blanc de Noirsの“Perle Noire Grand Cru”というのがあるのですが、パールが聞き取れなくて何度も質問していたら、ここの奥様?がたまたまブラックパールのネックレスをつけていてみんなでこれこれ!と笑い合う感じが現地ならではだなと思いました! 夜は現地にお住いの日本人の方のお誘いでPierre Gimonnet , Charles Heidsieck , Maillyのヴィンテージアトリエの前夜祭パーティーに参加して来ました。たくさんの縁に恵まれいろいろな方とお知り合いになれました!フランスでは初めてパーティーに参加したのですが、クオリティーの高さに終始興奮してしまいました笑 と、盛りだくさんの試飲会1日目となりました!
